デスバレー国立公園で10年に一度の乱れ咲き。

死の谷と呼ばれるデスバレー国立公園に溢れるほどの花が咲き誇る






デスバレー国立公園




北半球でもっとも珍しい環境の国立公園




アメリカのカリフォルニア州のシエラネバダ山脈の東部に位置するデスバレー国立公園。日本語にすると「死の谷」と呼ばれるように、普段は荒涼とした砂漠や岩地が続く場所だ。





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アメリカでもっとも標高が低く、もっとも気温が高く、そしてもっとも乾燥した場所と言われる。その広さもアメリカで一番広い国立公園。夏場の平均気温は45℃を越える。










デスバレー国立公園
普段はこんなところ




観光地として有名なのもそんなまれにみる環境だが、まったく生き物がいないわけではない。コヨーテやヒツジ、ボブキャットやコウモリなどの野生動物のほかにも、鳥類や昆虫、トカゲなどの姿を見ることができる。





デスバレー国立公園



花もポピーやサクラソウといった花が例年は2月から4月にかけて咲く。







今年はエルニーニョの影響で10年に一度の当たり年


それでも今年は規模が違う。2005年以来の当たり年と言われるほどである。それはエルニーニョ現象により、3つの条件が満たされたためである。


それは


  • 冬から春にかけて十分な降水量があった
  • 温かい気温が続いた
  • 乾燥した風が吹かなかった

ことが挙げられる。


乾燥している間は眠ったままになっていたDesert GoldやCalthaleafed Phaceliaといった花の種が目覚め、育つための環境が整ったのである。









現在はバッド―ウォーター・ベイシンなどの低い地区の花が見ごろで、4月中旬まで楽しめる。



それから徐々に海抜の高いところへと開花のピークは移っていく。4月から5月上旬にかけては高度600mから1200m、5月から6月上旬には1200m以上の高さで満開の花を見ることができる。











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