エリトリアがエチオピアの越境軍事攻撃を非難


国境確定後も続く緊張関係



アフリカ北東部のエリトリアは隣国のエチオピアの軍が国境を越えてツォロナ区で軍事行動を展開していると非難する声明を出しています。









エチオピア側からの発表はありませんが、国境付近のエリトリア住民は銃声やまとまった軍隊が国境に向かって移動する音を聞いているとのことです。



エリトリアはかつてエチオピアに併合されていた国で、30年以上かかって1993年に独立を果たした国です。



その後も、1998年から200年までエリトリアとエチオピアの国境紛争が続き、2002年にエチオピアとの包括的和平合意が成立しました。




国境委員会により2004年にエチオピアとの国境線確定しましたが、あくまでもこれは地図上でのことで、現地では今も両国が見えない線を挟んだ「戦争でも平和でもない」緊張した状況が続いていています。





エリトリア・エチオピア国境紛争による死者の数は推定で8万人にも及ぶとされています。



12日にはエチオピア側がツォロナ中央戦線に対して攻撃しかけてきたとエリトリアの情報相がコメントしていますが、エチオピアの情報相は把握していないとのことです。









参照


http://www.bbc.com/news/world-africa-36515503
http://www.mofa.go.jp/mofaj/area/eritrea/data.html
http://abcnews.go.com/International/wireStory/eritrea-accuses-ethiopian-forces-launching-border-attack-39810545








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