バイラル広告を広めた"Lonelygirl15"が事件から7年ぶりの投稿。反響を呼ぶ

                                                                                               https://youtu.be/qwklfIbSAgA

最初の投稿から10年



今では一般的になっているバイラル動画の先駆的な例とも言える、「Lonelygirl15」が2009年を最後に更新が途絶えていましたが、16日に7年ぶりとなる投稿があり、すでに36万回の再生を越えて世界中で反響を呼んでいます。









2006年から投稿が始まったこのチャンネルは、16歳の少女ブリ―(Bree)が日常の出来事を自分の部屋で独り語りに綴っていく形式でシリーズ化したものです。






学校に通わずホームスクーリングで勉強し、たまに友人のダニエルと遊ぶぐらいな彼女の姿は、かわいらしくはあるものの確かに10代の少女としてはちょっとさみしくもありました。








それでもそんな多くの女の子たちが進むようなにぎやかな日常から外れてキュートに生きる彼女の動画は、テレビなどの主流メディアに飽いた人たちの心をつかみ、再生回数は何百万にも達しフォロワー数もうなぎ上りで増えていく人気ユーチューバ―として広く知られるようになりました。





作り物だったブリ―の日常





しかし、ファンやメディアの間でブリ―が実在の人物ではないのではないかという憶測が広がり、彼女がジェシカ・リー・ローズという女優であったことが発覚します。Lonelygirl15の動画の構成からすでに作家によってつくられたプロによる仕事だったのです。





多くの人を騙していたLonelygirl15でしたが、今は当たり前になっている動画のシリーズ化やYouTubeによって収益を上げるという2つの初めてを実現した、動画投稿サイトにおける転機とも言える事件だったのです。





Lonelygirl15が実在のものではないという疑惑がネットの間で浮上したとき、ブリ―の部屋に飾ってあったアレイスター・クロウリーというイギリスのオカルト信者の絵が憶測を呼び、何かしらのプロモーションのために使っているのではないかと説が広まり、大手メディアが取材する事態にいたったのです。






動画に出てくる植物や室内の照明などさまざまな要素が検証され、次第に疑いが色濃くなっていく中、あるグループがLonelygirl15のIPアドレスからたどっていった結果、ブリ―という少女ではなくCreative Arts Agencyという制作会社の担当者に行き着いたのでした。





彼らからの情報を得たロサンゼルス・タイムズ紙の記者はいろいろな方法で調べた結果、ブリ―がジェシカ・リー・ローズという女優であることを突き止めたのでした。その後、ローズは記者会見を開いて謝罪し、Lonelygirl15は幕を引いたのでした。





それから7年が経ち、現在ローズは婚約者とともにオーストラリアに住み、今も女優を続けているそうです。今回の投稿は、人々から罵られ、2度と仕事ができなくなるのではないかという恐怖を経験した彼女が、今の少女たちに向けたメッセージとなっています。







参照


http://www.bbc.com/news/technology-36557864
http://www.cnet.com/news/lonelygirl15-returns-to-youtube-with-cryptic-new-video/
https://www.theguardian.com/technology/2016/jun/16/lonelygirl15-bree-video-blog-youtube




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