ニューヨーク州でポケモンGOの性犯罪者利用を禁止。人が集まるシステムを憂慮



性犯罪者の再犯を防ぐためにポケモンGOの利用禁止の措置




8月1日にアメリカ・ニューヨーク州のアンドリュー・クオモ知事は、世界的に流行しているゲーム「ポケモン GO」について、同州内で性犯罪者が利用することを禁止することを発表しました。



全米で7500万ダウンロードされているポケモンGOは、性犯罪者が犯罪目的でゲームの中で道具を使って人をおびき寄せることができてしまうため、これを防ぐために利用を禁じるということです。







仮釈放中の人は州内に3000人




ニューヨーク州には現在仮釈放中の性犯罪者が3000人いて、ポケモンGOの性質を悪用して再販に及ぶおそれがあることからクオモ知事はニューヨーク州の矯正当局に対してダウンロードやアクセス、利用を防ぐよう指示を出しています。





これから仮保釈中の人たちの家に担当職員が訪れ、ポケモンGO利用禁止についての同意書にサインをもらうことになるということです。




ナイアンティック社に性犯罪者リストとの照合を依頼





関係当局への指示だけではなく、ポケモンGOの制作会社であるナイアンティック社に性犯罪者のリストを提供し、利用者の中で該当する人物はいないか確認するよう求めています。





これはニューヨーク州の上院議員2人が調査を行い、子供たちが知らない間に性犯罪者の家に向かってしまう可能性があることがわかり、対応策を練ったものです。






アメリカ国内でのアクティブユーザーの数は配信からわずか2週間で2100万人に達し、ポケモンを捕まえようとしていたらカナダとの国境を越えてしまっていたという事件も起きています。





ナイアンティック社ホームページでは次のように利用に関する注意を喚起しています。




「本サービスは13歳以上で、契約内容に反しない方、サービスに関係する法律によって禁止されていない方のみがご利用いただけます」







参照

http://www.abc.net.au/news/2016-08-02/new-york-to-bar-sex-offenders-on-parole-from-playing-pokemon-go/7680826
http://www.afpbb.com/articles/-/3095983
http://time.com/4434196/pokemon-go-new-york-state-bans-sex-offenders/





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